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2009年7月 3日 (金)

雨が空・・・2

雨が空・・・の第2弾(くだらないなぁ 笑)

「雨が空を捨てる日は 忘れた昔が戸を叩く

忘れられない やさしさで

車が着いたと 夢を告げる・・・・・」

33年も前の中島みゆきの歌。

ちあきなおみや研ナオコがカバーもしているが やっぱり みゆきさんがいい。

あのころは忘れる昔など無いくらい若かった。

長女が生まれた年 自分だけは歳なんてとらないと思っていた。

日本国中が夢の途中で まだ明日は明るいと思えていた。

そんな中 みゆきの歌は妙に暗かった。

私より少し若い彼女に どんな昔があるのか無いのか・・・

同じアルバムの中に「彼女の生き方」という歌がある。

中の一節に

「思いどおりには動かない 世の中なんて何もかも

だけど あたしだって 世の中の 思い通りなんか 動かない」とある。

このフレーズが心底お気に入りなのである。

この頃の彼女の歌は総じて暗い(この頃でなくても 暗いけれど 笑)

暗いけれど 強い。 とことん強いのである。

どんなにしんどくても 世の中なんかに負けてたまるか 大丈夫 明日は来る と思えたのである。

今、 それなりの歳になって 昔のことは忘れかけている。

忘れたい事は 忘れりゃいいさ。

思い出の箱が一杯になったら 辛かった事から捨てていけば 中に残るのは 楽しい事だけ。

そうすりゃ 毎日楽しいもんね~