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2013年11月19日 (火)

堂々巡りと原点回帰

平成25年11月

預かりっ子の2にゃんが無事に正式譲渡になったところでヤモリの原点

実はこれを書き始めたのは今年の6月

始めてはみたものの書いては閉じ また書いては閉じ

アップできずに半年が過ぎた

面倒くさいです 読まなくていいです そして

万が一読んでしまったあなた  後でこの原点に変更があったら

そのときはあたたかく笑ってやって下さい

          

犬のパピーを送って20年近く

兄ちゃん猫のサンゴは今日19日が8回忌

その半年後にタラ母さんを送ってから7年半

そして一週間後の27日には弟猫ココの一周忌がやってくる

昼間一人の時間 寂しいが 思いのほか心は穏やな日々

そんな中で4月から縁あって福島のシェルターから猫を預かることになり

再び訪れた猫の居る毎日 あたたかいぬくもりのある毎日

ふと このままこの子を家の子にできたらと何度も何度も考えた

しかし・・・

サンゴが旅立ってココが一匹になってからのヤモリとココの7年の日々

特にココが旅立つ前のほぼ一年に近い期間

ヤモリの時間のほとんどはココのための時間だった

そのまま歳をとってヤモリとココ お互いが

本当の爺さん猫と婆さんヤモリになるはずの日々だった

その日々が突然という形で断ち切られたあのとき

言葉にできない不安と緊張で張り詰めていた糸が音を立てて切れた

その瞬間に

 もう この先 新しい小さな命と暮らすことはするまいと心に決めた

元気に過ごせれば15年とも20年とも言われる猫の命

今の自分の歳と猫の寿命を足してみると恐ろしいほどの数字になるわけで

この先自分の母や姑の介護、それに猫の健康管理や自分の管理

婆さんヤモリにそれをやりきるだけのエネルギーも気力も体力も 無い

老後という言葉が妙に現実味を帯びてきた自分自身の歳

安易に受け入れることはできない

もっと年上の人だっているよと背中を押してくれる人あり

一緒に暮らしたほうが元気でいられるよと上から引っ張りあげてくれる人あり

飼えばいいじゃん 万が一遺したら責任取るよという家族もあり(笑)

そのたびにグラグラグルグルと考える日々

しかし、どんなに考えても最後に返るところは原点・・・

占星術では持って生まれた星の4分の3が男の星らしく

見た目より(いや見た目通りかな)頑固なのだ

この歳までの長~い人生 自分の判断で生きてきた

望んだ結果と違うことは多々あれど

それどころか実際には思い通りにならないことばかりだったけれど

どうでもいいことは まぁいいかと捨ててきた

これからだって相手が人間なら大抵のことは捨てる

人間同士の諍いや恨み嫉みなんぞ ヤモリにはどうでもいい

誰がどう思っていようと 誰に何を言われようと痛くも痒くもない

心根の一点で理解してくれる人がたった一人でも

居てくれたら(居るか?笑) それでいいと

注・それは決して相方ではないが(笑)

こんなヤモリでも小さな命が関わることは別なのだ

人間の都合で命の危険にさらされて さらには命を絶たれて・・・

彼らの責任ではなく過酷な生活を強いられている小さな小さな命たち

その中から1匹でも多くの子に生きる権利を取り戻したい

この思いが今の婆さんヤモリの原点

人としての責任とか使命感などと言うような たいそうな思いはまったく無く

何がなんでも頑張らねばなどという気負いもない

できるときにできる範囲で できることだけをする

それだけ

少しばかり虫のいい話のような気もするが

預かることで新しい家族と巡り合うチャンスが生まれるなら

我が家を通り過ぎて行けばいいと

その意味で 今ヤモリ家に入れてしまったら次の子が進めない

やはり これを変えることはできない

と ここまで書いてふと思う

どんな理由をつけてみたところで一番大きいのは

小さな命との別れが妙に身にしみて怖いということ・・・

6歳で逝かせてしまったサンゴ

10分足らずの留守の間に突然一人で逝ってしまったココ

この別れをまだ昇華できていないのだと思う

わが子にしたらいつかは虹の橋に送らなければならない小さな命

今は できることなら幸せに向けて送り出したい

たくさんの命を見送ってきたこの長~い人生

まだこの先送らねばならない人間家族の命も確実にあるわけで

情けないことに その中に小さな命を入れるのが怖い

まして この歳になれば自分がいつ送られるに側になるか分からない

(実際に 今年は24年前に他界した父の年齢を越す)

そのときは小さな命を後に遺さなければならない

どんなに背中を押されても  どんなに上から引っ張られても

間違いなくその小さな命を引き継いでくれる家族がいても

この恐さをこの先も受け止めるかと言われればその覚悟は無い

犬の遺骨も猫たちの遺骨も自分の棺に入れて川に向かう

ヤモリの子として暮らした小さな命たちを全部抱きしめて一緒に橋を渡る

(宗教上の理由でいけないと言う人もあるかも知れないけれど)

これが娘達に遺している婆さんヤモリただひとつの遺言

そしてその一点がヤモリの原点

          

尚、誤解の無いように書き加えておきますが、これは単に婆さんヤモリ自身の原点であり

決して高齢でペットと暮らし始める人を非難するものではありません

高齢になっても安心して最後のその日までペットと楽しく暮らせるように

遺されたペットに次の家族探しをするようなシステムができるといいなと思っています

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コメント

ばあば様ほど恵まれた環境にいる 同年齢の猫飼い志望はなかなかいないと思う。
でもばあば様の頑固さも貴重だと思う。

次なるミッションは ちーと10年暮らしてくださる方を探すこと。
ツンの時は
「20年この子と暮らしたいと思ってくださる方」を希望したけど
ちーは10年だと思います。 
よろしくお願いしますね(*^^)v

初めまして。
介護の関係からこちらに辿り着きました。
認知症の母とふたり暮らしで、猫もいます。昨年2匹のうち1匹がFIPで亡くなりました。4ヶ月闘病し5才で駆け抜けていってしまいました。残った子は腎不全と戦っています。私もあと僅かで定年を迎えるので、いろいろ悩みましたが、もう新しい子は迎えないと決めました。高齢で動物とお暮らしの方を、私も否定するつもりはありません。私ひとりの決断です。残された子がいつの日か旅立つまで、自分の健康にも気をつけて頑張っていこうと思っています。

noomamaさん
相変わらず返事が遅くてごめんね。
PCを立ち上げてる時間が無い・・・
ちーちゃんのことも延び延びですまぬ。
準備は万端なんだけどなぁ~

兄は日々落ちてきているのでやっぱり
長くは無さそうかな・・・
って・・・もう決めて貰わないと落ち着かない。

kohさん返信が遅くて申し訳ありません。

おいでいただきありがとうございます。
また、介護ブログもごらん頂きありがとうございます。
ちっとも更新できないブログで申し訳ないです。

kohさんもお母様の介護をしていらっしゃるのですね
どうぞご自分の体調を崩されませんように。

多くの場合先に旅立つ小さな命、頭では理解して
いますが 心はやはり辛くって・・・
kohさんがコメントを下さったのがココの一周忌でした。
サンゴの8年目の命日にヤモリの原点をアップして、
ココの命日には書きたいこともありましたが 介護関係で
バタバタして とうとうPCを立ち上げることすらできない
一日でした。

若い頃は恐いもの知らずに目の開いていない仔猫を
ミルクで育てたりもしましたが、歳をとった今 若猫を
引き受けることも とても恐くてできません。
それでも猫と暮らしたいと選んだ預かりの道です。
それも 落ち着いた大人の猫さん限定でという
虫のいい条件を許してくれて猫を託してもらえています。

命あるもの 人も動物も 病気からは逃れられない運命なら
せめて生ある間は穏やかであってほしいと願います。

お母様との日々が穏やかな日々でありますように。
そして今 腎不全と闘っている猫ちゃんにもゆっくりと
穏やかな日々が続きますようにと祈っています。

我々介護人、何よりも自分を大切に頑張りましょう!

こんにちは。
お返事ありがとうございました。

そうでしたか。。。私がコメントを入れさせていただいた日が、ココさんの一周忌だったんですね。ココさんの御霊が心安らかでありますよう、心からお祈りいたします。
ウチは明日が月命日です。

母の介護で途方に暮れていた時、こちらに辿り着くことができました。あまりに知らないことが多すぎるのと、ケアマネさんからの情報不足に吃驚しました。

私も目が開いたばかりの乳飲み仔6匹を保護して、哺乳瓶片手に悪戦苦闘したことがあります。

福島のこともそうですが、保護にかかわると本当に心が折れそうになることがありますね。
なかなか現地へ行って、活動に参加できない環境にありますが、せめて後方支援だけでも継続していこうと思っています。
たとえ小さな生命だとしても、その重さはみな同じなはず。できることから頑張りますね。

腎不全の子は、現在症状が安定しているので、元気で長生きして欲しいと思っています。あたたかなお返事ありがとうございました。ばあばさまもお身体に気をつけて。

kohさん こんばんは。

そうですか、昨年5歳で駆け抜けていってしまったkohさんの猫さんは昨日が月命日・・・

介護については6年前に母が動けなくなったときに何の知識もなくて
どこにどう手続きをとるとどうなるのかさえ分からなくて。
とにかく分かった事から書いていく感じで始めました。
今回、兄や姑の手続きをすることで新たに分かってきたこともポツリポツリと出てきていますが、加筆・修正する時間もなかなか取れなくて。

今、新たな預かり猫と来週納期の仕事があって、そこに今日は母の施設から体調を崩した母を受診させると連絡がありました。

明日は朝から先に病院行って順番待ちからしなければなりません。
あ  いや、日常を施設にお願いしているのですから贅沢は言えませんが(笑)
なんだか毎日バタバタしています。

介護人は身体が資本ですからね、自分を大切にしながら頑張りましょ~

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