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2012年4月 4日 (水)

馬鹿につける薬

今日は愚痴です。心底あほらしくバカバカしいぼやきです。

きっと読んでいるうちに気分が悪くなります、倒れても責任は取れません。

それでもいいとお思いの方だけ読んでください。

昨夜姪っ子から電話がかかってきた、殆ど悲鳴に近い声。

「おばちゃん、親父が窓から飛び降りるって言ってる!」

「あんたは今どこにいるの?」

「家。親父つかまえてる!」

「わかった、行くから!」

相方と二人晩御飯も途中だが飛び出す。

走りながら弟に電話を入れるが留守・・・

20分ほどで兄宅に到着すると姪っ子は泣きながら親父に付き添っていた。

その親父は我々の顔を見ると窓を開けて飛び降りようとする。

我々が行くまでこんなことを繰り返していたらしい。

ここは男同士、相方がいさめてまあまあとベッドに座らせて話を始めた。

この辺で弟から電話があり、事情を話すとすぐに来ると。

やはり到着するまでは20分ほどだと思うがそれまでのヤモリとバカ兄の会話はこんな風である。

「なんなのよ?」

「もう嫌なんだよ」

「何が?」

「全部だよ。動かない手足もこの袋(バルーンカテーテル)も優しくない家族も。だから死にたいんだよ」

「動かないって片方だけ、それも歩けるようにまで回復したじゃん」

「でも、動かないんだよ」

「動かさないからなんじゃん。リハビリ頑張るっていったのにちっとも頑張らないじゃん」

「もうやりたくないんだよ、嫌なんだよ」

「だからね動かさないと動くようにならないんだよ!」

「もういいんだよ、俺のことなんだからほっといてくれよ!」

「そうは行かないよ、ここから飛び降りて死んだらこの先娘はどうやってここで生活するのさ。近所に迷惑かけて、ローンの支払いだってまだ5年あるのに訳有り物件になっちゃったら売れないでしょ!どうしても死にたいなら川に行きなよ」

「娘は娘なんだから迷惑かかってもしょうがない。近所だってすぐ忘れる」

「いつまでそうやって娘に迷惑かけるの、親だったら子供には迷惑かけられないって思うんじゃないの。娘が可哀想だと思わないの」

「だって、娘が優しくしてくれない」(なんだそりゃ)

「あんたねぇどんだけ娘が頑張ってるかわかんないの?あんたがこんなことして仕事に行かれなかったら食って行かれないんだよ。毎日仕事して休みの日は親父の世話して終わる生活をもう何年してると思ってるの。それでもじっと世話してるじゃん。この上どんな事をしろって言うのさ」

「うるせえな! もういいんだよ! 考えるのも嫌なんだから!」

「嫌ならしょうがない、死にたいなら死ねば。でもね ここから飛び降りるのは許さないよ!歩けるでしょ、歩けなかったら這ってでも川に行けば!」

「じゃあ今から川に行くよ、行けばいいんだろ!」

「暗いよ、その目で見える?」(網膜はく離で視界は極端に狭い)

「見えるよ」

「誰も付いて行かないよ、幇助になったら我々が捕まっちゃうからね」

「いいよ一人で」

「義姉さんの法事はどうすんのさ?」

「俺が居なくても法事はできるだろ」

「何言ってんの女房の法事だよ。それにあんたの葬式と法事両方とも娘に押し付ける気? せめて最後にきちんとしてからいきなよ!親なんだからさ!」

「うるせえな もういいんだよ帰れよ!」

実際にはもっと長い会話が有ったのだが、自分勝手な屁理屈ばかりで・・・

このへんでヤモリはいい加減ぶちきれて、もう本当に川に行けばいいと思った。
ご近所を騒がせることなく、姪っ子の目の前でなく、ドザエモンとして頭に故が付いて発見されればそれでいいと・・・

ここへ弟夫婦が到着。

弟の嫁さんは看護師で毎日こんなわからんちんを看ているのでまぁ優しいこと。
ベッドの脇に座って穏やかに話しかける。

優しい義妹と話しているうちに少しづつ落ちついた。

ようするに
・思うように動かない手足
・いつ入院できるかわからないベッドの空き待ち
・元気付けるつもりの娘からの叱咤激励
・昼間一人で居る毎日
・それを しょうがないじゃんと言う兄弟姉妹
・あんたよりもっと重い人が頑張ってると言う兄弟姉妹
これらが全部嫌なんだそうだ。

ああそうかい、そりゃあ嫌だわ。だけど受け入れなけりゃ次に進めない。

自己中と我侭と甘えにどこまで付き合わされる?

真っ平だ!

「今日はやらないからみんな帰れよ」(今日はってなんだ!川に行くのは明日か?)

「疲れたから寝るんだよみんな帰れよ」(寝るのかい!)

そんなこんなでもう夜中、みんな明日も仕事だ、帰ろうってことで帰ってきた。

ヤモリ最後の一刺し

「川に行くなら法事が終わってからにしなよねっ!!!」

ヤモリ、サソリになった気分(爆)

姪っ子には 

「明日の朝まだ親父が生きてたら会社に行きなさい、留守の間に何かあっても それは親父の人としての弱さ。責任は誰にもないんだから。」

と言い置いて帰ってきた。

昨夜、とうとう眠れなかった姪っ子は今日出勤した。

今朝、義妹が兄のかかりつけ病院の相談室に電話で事情説明してくれたおかげで院長から兄に直接電話で話して貰え、ケアマネさんが自宅に薬を持って尋ねてくれることになったと兄本人から電話があった。

なんだよ 一人ぼっちがつまんねぇのか?!

って・・・ココっちんの舐めハゲと同じかよ。

いや、ココは人様に迷惑かけたりしない。

亡くなった父に「犬と猫のほうが大事だ」と言われた長男、ココ以下か・・・

情けなくて涙も出ない。

明日は介護認定の審査のために調査員さんが来る。

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コメント

お兄さんでいいのかな。辛いんだね、周りはもっと辛いんだよね。
気持が分るよ。
爺様もさみしいって泣いていたよ。母親も言っていた。
かまって欲しいって今の私には分らないけど
置いていかれる感じがするんだろうか?
私はもっと優しくすれば良かったって少しだけ思うけど
当時はもう~それが限界だった。
ばあばさんの状況がいい方向になるといいね。
バイキュ!

みっひーちゃん
そうなの?さみしいのか?
かまってほしくてもさぁ、そのときのいろんな
事情があるじゃん、娘が働かなかったら
生活できないんだし。

自分の我侭で娘に負担かけるって
同じ親として許せないのよねぇ・・・

ありがとね落ち着いて考えてみる。

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