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2010年12月14日 (火)

他人の臨終

あ~っと言う間の2週間、ぎっくり首が何とか回るようになって。

さて、溜まった写真の整理やら頂いたメールのお返事やらしなくっちゃ。

それに孫の冬休みが始まる前に年賀状も作らなきゃいけないしなぁ・・・

そんな中、突然のバタバタ勃発。

10日の夕方掛かってきた友人からの電話

「体調が悪くて病院に行ったお父さん(ご主人)がね、入院になるかも知れないんだって。荷物運びたいの車出してもらえる?」彼女自身も乳がんの手術から間もない。

いいよと応えて身支度(別におっされ~はしないけど)を整えようとしたところにまた電話。

入院荷物ができたのかと思いきや

「今度は病院から掛かってきて、すぐに来るようにって言うの」

で、猫毛のついたズボンのまま飛び出した。

病院までの15分間、彼女は不安の真っ只中で すでに泣き出していた。

大丈夫だよと言いながらもこちらだって不安。

最初の電話はご主人からで、点滴してるけど入院かもなぁと言っていたとか。

後の電話は看護士さんからで、ご家族に至急おいで頂きたいと。

何があったのか・・・

病院に着くとご主人はすでに意識が無くICUに運ばれていた。

心音も呼吸も弱く 医師いわく回復は相当に難しい状態で 会わせたい人があったら連絡をしたほうがよいと。彼女はもうショックで何も出来ない。

とにかく連絡しなくっちゃ。

彼女の携帯を取り上げ、娘さん・妹さん・甥っ子姪っ子・・・私を知ってる人にひたすら電話をかける。

そうこうしているうちには呼吸停止・心停止となり、人口呼吸器装着・心マ開始。

なんどもICUから呼び出しがかかり、その都度医師からの説明を聞く。

最初の説明の時、私は他人だからと彼女一人で行かせようとしたら一人では行かれないから一緒に来てくれと。いいのかなぁと思いながらも歩くのが精一杯の彼女を支えてICUに。

医師「え~と、奥様とそちらの方は?」

私「他人です」

医師「ご家族以外にお話してもいいんですか?」

彼女「いいです、一人では聞けないです」

医師「そうですか、奥様がいいならかまいませんけど」

・午前中の最終の受付で診察は2時頃(初診)

・2~3日前から全身のだるさで食事を摂れなかった

・吐き気と下血(彼女には言わなかったらしい)あり

・採血とCTとMRI検査をし、点滴を開始した

・途中トイレに立ち、戻る途中で意識を失い倒れた

あまりの急変に今のところ何が原因かは定かではないが、血小板の数値が1万(正常値は20万)と極端に低い、また腎臓・肝臓の数値も悪く黄疸が出ている。体調の悪化はここ数日のことでは無くもっと以前からあったと思われる。

とにかく今出来る限りの処置はするが回復はそうとうに難しいと思われるとのことだった。

その後何度かICUから呼び出しがあり、最終的には瞳孔の散大と心モニターの確認で心マ開始からおよそ1時間後、彼女の判断で心マを止めた。

6時33分・・・自分で電話を掛けてからわずか2時間。

享年70歳。

今回あまりの顛末に警察に届けを出したが、協議の結果まったく事件性はないので解剖には該当しないと。

結局は家族のだれも臨終に間に合わず女房と他人の2人で看取ったわけだ。

詳しい説明は家族が揃ったら改めてするとのこと。

そりゃあそうだ、気も動転していてボロボロの女房と他人の婆さんに説明しただけじゃあ済むはずも無い。

霊安室で彼女一人にしておくわけにもいかず、家族の到着を待って帰ってきた。

何度目だろうなぁ、あの心マと心モニター見たの・・・

何度見ても テレビドラマみたいだなって思う。

事が重大すぎて実感がないんだよね。

12日(私誕生日だった・・・)に通夜、13日に葬儀。

兄弟や親戚はみんなご高齢で、結局彼女の姪っ子と2人で受付をした。

そういえばお香典、いろいろだなぁ~と。

受付のカードの記入を面倒がったり香典袋に名字しかなかったり。

持って行くほうは気遣いのつもりかも知れないけど家族にとって本当に親切なのは名前・住所・電話番号をしっかり記入することなんだよ。

どこのどなたか家族には分からないことも多いからね。

さ~て、行かなきゃいけない所、やらなきゃならない事がいっぱいだ!

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コメント

おつかれさま。。。
突然死は妹の旦那当時42歳が元気に天ぷらたべて寝たら凄いいびきでそのまま。。。だった
。お友達はばあばさんがいて本当に心強かったね。妹は救急車来るまで電話口で心臓マッサージ指示されて泣きながら一人で看取ったんだ。
私は身内が若くて突然死が多いの~

みっひーさん
重い話に付き合ってくれてありがとう。
なんかね、人間 あっけないなぁって思って。
還暦過ぎたら老後とか臨終とかが妙に身近に
感じられて・・・
妹さん、大変だったのね。
どんな思いで心マを続けたかと思うと胸が痛むよ。
ただね 最近は先に亡くなった方はそりゃあ
心残りもあるだろうけど、先に死んだら死んじゃったもの勝ちだとも思う。
後に残った者がどれだけ大変な思いをするか。

こんなこと言ってるとバチあたりなんだけど・・・

お疲れ様でした
私、母の時、ビビって帰ってきちゃったの。ぎりぎりで呼ばれた訳じゃなくて、後2~3日って感じでさ、病院でも、呼んだ癖に無理しなくてもいい見たいな話しぶりで、1日くらい泊まるかなって思ったんだけど、母の顔みたら、な~んかね。可哀そうとか通り越して、死んじゃうのが腹立たしくて、帰ってきちゃった。お子ちゃまなのよね、私。面倒くさい事、ぜ~んぶ私におっ被せてさ~
って思ったら、悲しいとか寂しいより、怒りの感情の方がでちゃった。

とま☆彡さん、こんばんは
ホントそうなんだわ。
私も父の時に残った人間は大変だった・・・
腹が立ったよ。
あと3年でその父と同い年。
父は朝は仕事してたのに昼過ぎ救急車にのって4時間後に死んだ。
反対に義姉は10年以上闘って闘って・・・
今はもう義姉の歳を追い越したの。
2人を見てきて、私は闘わないって決めたんだ。
どっちにしても後は大変だから、先に逝く人の勝ちだよ。
あれこれ背負って生きていくのって面倒くさいもん。
今はココを送らないといけないと思ってるから
ココより3日は長生きしないといけないけどね~(^-^)

分る~そうなのよ~妹は旦那側の身内に
あんたが殺したようなものみたいな言い方されて、保険も安いのに切り替えた後で
大変な思いで30そこそこで子供かかえて
精神的にいろいろあって~もう旦那側とは
娘しか縁が無く~くやしいので毎年娘だけ
お年玉もらいに行ってるの~

みっひーさん、レス遅くてごめんね。
そうだよね~もっと優しくなれないもんかねぇ・・・
嫁っていつまで経っても嫁なんだよ、連れ合い亡くして一番大変なのはその嫁なのにね。
でも、孫を孫ってみてくれるだけいいじゃん。
出戻ってきた娘の元亭主と元姑なんてこの一年な~んにも音沙汰無し。
一度もよ~
子供とも孫とも思ってないかも
ま、子供の親権でもめなかったのはありがたいけどさ。
みっひーさん体大切にしてね。
無理は禁物だよ。

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